借金返済の相談窓口は色々あります

日本人の10人に1人は銀行のカードローンや消費者金融会社のキャッシングを利用したことがあると言われており、金融機関のテレビコマーシャルなどによって借金のハードルが下がっています。また、銀行にあるATMコーナーでキャッシュカードを利用してお金を借りられる仕組みが構築されており、気軽に借金をするケースも増えています。銀行カードローンが一般化したことによって、借金返済に行き詰る人も多くなっており、その中には高金利のヤミ金業者からお金を借り手、カードローンの返済にあてるケースも出てきています。中央銀行である日本銀行のマイナス金利政策が続けられている中、銀行のカードローン金利は高めに設定されており、 その返済のために違法なヤミ金業者から更なる高金利でお金を借りることは、経済的にみて合理的な行動ではありません

弁護士に相談

銀行のカードローンや消費者金融会社のキャッシングの返済が難しくなった場合、早い段階で弁護士や司法書士などの専門家に相談することが大切です。専門家への相談費用を気にする人がいるかもしれませんが、最近の法律事務所や司法書士事務所は初回相談無料になっているところがあります。

また、市役所や区役所などの行政機関で、無料の法律相談窓口を設定しているところがあります。これらの窓口を利用することで、コストをかけることなく専門家の意見を聞き、借金返済の問題解決の糸口を探すことができるようになっています。インターネットにつながっているパソコンやスマートフォンで、「借金返済、無料相談」と検索するだけで、さまざまな機関が見つけることが可能です。

借金返済について専門家と話をすることによって、債務整理手法をいくつか紹介してもらうことができます。 債務整理として一番有名なものは自己破産ですが、実際にもっとも利用されている手法は任意整理です。任意整理は、借金の金利分をカットし、3年から5年かけて債務の元本部分を返済していくための裁判外手続きになります。

弁護士や司法書士などの代理人に正式に依頼を行うことで、債権者と直接交渉を開始してくれます。任意整理は裁判所を通さない手続きであるため、債務者の意向を受けた代理人が、借金の減額や返済期間の延長などを債権者に対して依頼することになります。

代理人と債権者が合意に到達すれば、債務者は金利分をカットした借金の元本部分を3年程度かけて返済していくことになります。任意整理を利用することによって、家族や職場に知られる可能性が低く、社会生活に与える影響を最小限におさえて債務整理を実行することが可能です。

自己破産の可能性

借金額が大きい場合などは、 自己破産を検討することになりますが、保有する不動産や金融資産が差し押さえられることになり、家族への影響が大きいことから、実際の手続きに入る前に代理人と相談し、家族にも現状をきちんと伝えておくことが大切になります。任意整理や自己破産以外にも、個人再生などの債務整理手法があります。