借金返済の毎月の返済額に異変が生じました

結婚して10年目子供が大きく成り始め思い切って郊外の一戸建て住宅の購入を考え始めました。会社に入社して15年目の30代の私に取っては冒険に等しい挑戦でした。先ず目指す新築住宅を嫁と相談して決め購入金額にその他の必要経費を加え概略の予算を立案しました。次に住宅購入用の資金計画として自分達の貯金額をベースに双方の両親からの支援金額を加え自己資金とし、残りは全て借金で賄う様にしました。更に毎月の支払可能な返済額を計算する為に自分の給料を予測し通常の支出として生活費、子供の教育費、塾の月謝等を計算しました。現在の生活レベルを維持しながら借金返済を行うには私の給料、ボーナスが毎年上がる事が前提になる事が分かりました。会社からの借入金に住宅金融公庫や都市銀行からの借入金で何とか住宅の購入は可能になり業者と最終打ち合わせを行い念願の一戸建て住宅を購入しました。直ぐに借入先から書類が届き毎月の借金返済を銀行口座の自動引き落としにする様指示が有りました。新しい住宅は広々として居り子供たちのお部屋もあり、誕生会もその部屋で開きました。家族も笑顔、笑顔の連続で私も一心不乱に仕事に励みました。営業職の為個人の成績に依る査定の割合が一般社員と比較して高くやりがいがありますが、反対に成績が悪い時はその逆になるのです。何とか順調な返済が進み始めました。子供が進級し始めますと塾のクラスも高学年用になり塾の費用も上がり始めました。更に嫁がパートに行くという条件で家具類の買換えを提案して来ました。私は毎月の借金返済の件も有り、暫く様子を見るつもりでしたが、嫁の学生時代の同期生に自宅のお披露目をしたいと言って引き下がりませんでした。確かに家具類は新しくなりましたが、家計は火の車に近づき始め嫁がパートに出て働き始めました。その頃から家計が気になりだし、私が嫁に小言を言い始めました。嫁は疲れ切った状態でパートから帰り料理をしますが、徐々に店屋物が多くなり、子供たちから非難が出始めました。即ち返済額に異変が生じる様な事態になりそうなのです。色々考え金融機関に毎月の返済額の件で我が家の事情を説明しながら変更を求めました。面談して頂いた金融機関の担当者の方から無料で条件変更するやり方やその他の温かいアドバイスを貰い心が落ち着きました。テレビの借金取りを想像していましたが、予想だにしていない慰めの言葉に涙が出そうになりました。自宅に戻り帰宅した嫁と子供たちに金融機関での出来事を説明し毎月の返済額の変更を伝えました。嫁も子供たちも笑顔は無く、ただ私の説明にうなずくだけでした。嫁と子供たちに現状の説明をしただけで家族の一体感が出てきました。長男は家計を考え新聞配達のバイトをしたいと言い始めました。勉強を優先させてほしい為さすがにそれは止めさせましたが、その気持ちがとても嬉しかったのです。何とか乗り切れる予感がしてきました。